アグリリクルート

近年、あらゆる産業分野で人材不足が深刻化しています。そこで海外から特定の技能を持つ外国人労働者の受け入れを検討する企業が増えてきました。アグリリクルートは2018年に「特定技能」という在留資格が創設されたのを受けて、2019年に設立された特定技能人材紹介を行う会社です。本記事ではそんなアグリリクルートの特徴について解説します。

海外の業務提携機関を通じて優秀な人材を獲得している

外国人労働者を雇用する企業が求めるものといえば、即戦力ではないでしょうか？アグリリクルートでは海外の業務提携機関を通じて、技能実習経験を積んだ優秀な外国人の人材を紹介しているので即戦力はお墨つきです。

対応している業種は、農業をはじめ製造業や外食業など14種類にもわたっています。どの職種においても安全性・作業性・作業効率への意識が高い外国人人材が多く集まり、家畜や製品に真摯に向き合い、真心をもって誠実かつ楽しみながら働いています。

来日する外国人労働者は日本国内で3年間の技能実習をつんでいるので、日本語も話せるようになり日本の風土や文化、生活習慣にも馴染んでいる人が多くいるのが特徴です。

そのため外国人労働者を雇うときの不安材料となってしまう言葉の壁や、スムーズなコミュニケーションがとれるのかといった心配をする必要はありません。

またアグリリクルートで紹介される外国人の人材は、真面目な性格で一生懸命働き、温厚な人が多いので、職場の中でのトラブルが少ないという特徴があります。

受け入れ後の言語や文化の違いなどで悩んでいる人の相談にも対応してくれるので、コミュニケーション不足によるトラブルを心配している人にとっては安心できるでしょう。

ベトナム人の農業分野への紹介に強みあり

アグリリクルートは自身も酪農を営んでいる代表取締役社長の石垣氏が、ベトナム人の実習生を受け入れたことから始まりました。

実際にベトナムの首都ハノイに出向き、ベトナムにある日本人学校や日本への人材送り出し機関を視察するなどして、ベトナムの人材送り出し機関とのパイプを築き上げてきました。

そして、「アグリリクルート株式会社へのベトナム人人材取次機関」としてベトナムの人材送り出し機関と業務提携契約を結び、外国人人材紹介業をスタートさせることになったのです。

このような経緯から、アグリリクルートはとくにベトナム人の農業分野への人材紹介に強い会社であるということが特徴としてあげられます。

たとえば栽培管理、農産物の集出荷・選別等の耕種農業全般や飼養管理、畜産物の集出荷・選別等の畜産農業全般などへの人材紹介の実績が多数あります。

ベトナム現地の人材送り出し機関と業務提携したことにより、日本で働きたいという強い意欲を持ち、熱意を持って働く真面目で優秀なベトナム人人材を紹介することが可能になりました。

みずから酪農で培った知識や経験を存分に活かし、即戦力になりうる専門的な技術を持った優秀な人材を紹介することで、将来的には日本の農業全体の発展に貢献している会社といえるでしょう。

特定技能人材紹介に関するサポート

外国人人材と受け入れ機関をスムーズにつなげるために、アグリリクルートではさまざまなサポートを行っています。特定技能外国人が受け入れ機関で就労できるまでには、以下のような流れで進みます。

・外国人人材の紹介
・外国人求職者への面接
・採用確定・雇用契約締結
・登録支援機関のガイダンス・健康診断等の実施
・地方出入国在留管理局での在留資格認定証明書交付申請あるいは残留資格変更許可申請サポート
・在外公館での査証審査・発給
・日本へ入国してもらう
・生活オリエンテーション実施、市区町村での住民登録、給与口座の開設、住宅の確保など
・特定技能外国人就労開始

この時の在留資格認定証明書の交付申請や在留資格変更許可の申請などの手続きや登録支援を行っています。こういった登録支援業務の一部または全部を登録支援機関にすることもできますが、アグリリクルートでは代表取締役社長の石垣氏が自ら行っているので安心できるでしょう。

また、特定技能外国人が入国したあとも生活オリエンテーションや住民登録、給与口座の開設、住宅の確保など日本の生活にまだ慣れていない外国人のために、生活の基盤を確保する支援も手厚く行っています。

そのため日本の生活様式や風土にも馴染みやすく、受け入れ機関で就労しても円滑に働けるでしょう。

来日する特定技能外国人にとっても受け入れ機関にとっても、大変安心できる手厚いサポートを自社で行えるというのがアグリリクルートの強みといえるのではないでしょうか。

まとめ

以上、アグリリクルートの特徴についてお伝えしました。アグリリクルートは牧場を経営している酪農家が創業した人材紹介会社というだけあって、農業に強い会社です。

とくにベトナムにパイプを持ち、現地の送り出し機関と業務提携することでやる気のあるベトナム人人材を紹介することを得意としています。

現地の日本語学校でしっかりと日本語を学び、専門的な技術を身につけた労働力を確保できるので、受け入れ企業が求めている即戦力につながる人材を見つけることができるでしょう。