特定技能人材を採用しようと考えている方の中には、どのような登録支援機関があるのかよく知らない方もいるのではないでしょうか?この記事ではインドネシア人の特定技能人材を紹介している支援機関について紹介します。
インドネシアは世界第2位の日本語学習者数を誇る国です。ぜひ、即戦力となる人材をお探しの方の参考にしてください。
株式会社GLORYOFBRIDGE
株式会社GLORYOFBRIDGEの基本情報
会社名 | 株式会社GLORY OF BRIDGE(グローリー オブ ブリッジ) |
住所 | 〒104-0033 東京都中央区新川2-24-2 ビコービル6F |
電話番号 | 03-6222-9050 |
GLORYOFBRIDGEは面接まで最短1週間、入社まで3か月とスピード対応に自信のある登録支援機関です。GLORY OF BRIDGEはインドネシア人に力を入れており、「グローリービアンテ」(LPK GLORY BIANTE KLATEN)という日本語学校をインドネシアに建てて教育を行っております。
また、日本で働く前にインドネシアで1回、日本で2回面接を行っているため、質が高い人材の派遣が可能です。
独自のサポートにより入社後の定着率が95%以上と安定しており、入社前から入社後まで、事前ガイダンスや引っ越し時の送迎、生活支援、生活オリエンテーションの実施、日本語学習の機会の提供、相談又は苦情への対応、転職支援、定期的な面談の実施など徹底したサポートが魅力です。
特定技能である農業、介護、外食業、建設業、宿泊業、ビルクリーニング、素形材産業、産業機械製造業、電気・電子情報関連産業、造船・舶用業、自動車整備業、航空業、漁業、飲食料品製造業の14種すべてに対応しています。
株式会社ANCジャパン
会社名 | 株式会社ANCジャパン |
住所 | 〒460-0008 名古屋市中区栄4-14-31 栄オークリッジ9F |
電話番号 | 052-243-2328 (受付時間 平日10:00〜17:00) |
ANCジャパンは、特定技能に特化した圧倒的な実績をもつ登録支援機関です。面接回数700回数以上と圧倒的な面接回数を誇り、企業が求めている人材の紹介を行なっています。
介護現場への紹介が350名以上ともっとも多く、飲食料品製造業や農業、素形材・産業機械・電気電子情報関連製造業、外食業、宿泊業への紹介も実績としてあり、2023年度からはビルクリーニングや航空、自動車整備の紹介も可能です。
また、特定技能14種すべての職種に対応しています。サポート体制も充実しており、初回ヒアリング時から、インドネシア人スタッフ・インドネシアに精通した日本人スタッフが同席し、初めてインドネシア人を採用する場合でも企業にとって最適な提案やアドバイスを行ってくれます。
ANCジャパンは、インドネシア現地法人のKEBUNを運営しており、現地での送り出し認可も取得することで技能実習生の送り出しが可能です。別の組織ではないため、連携の取れたスピーディーなやり取りが魅力で、現地法人であるKEBUNでは日本語教育も行っています。
選ばれた特定技能の内定者を中心に6か月でN3レベルまで教育し、技能実習生を送り出し、特定技能評価試験のための授業も実施。
特定技能の人材を確保できるよう、さまざまな現地協力機関と連携しており、現地には、特定技能の求人担当が常駐し、日々人材募集を行なっています。すでに技能試験に合格した即戦力の人材も確保することでさまざまな角度から人材を紹介しています。
人材紹介会社CONVI
会社名 | 株式会社/合同会社CONVI |
住所 | 〒557-0034 大阪府大阪市西成区松3丁目2-8 |
電話番号 | 080-4458-5443 |
CONVIは労働局に許可された有料職業紹介事業者です。外国人材活用の現場では、現地ブローカーによる悪質な人材調達や無免許で違法な人材紹介などが行われることがまだまだある状況ですが、トラブルに巻き込まれず、雇用者と外国人の両方を守るために、採用プロセスの透明性と誠実さを大事にしている会社です。
外国人就労者に正しい知識と情報を無償で確実に提供することで、途中で仕事を放棄してしまうなどのトラブルを未然に防いでいます。
日本で働くための知識と情報、リスクとメリットを求職者に正確に伝えることで、安心で安全な職業紹介事業者を目指しており、インドネシア現地法人を自ら運営することで、すべてのプロセスを直接管理。
現地における人材の教育、重要事項の説明と求人情報の提示から、日本における企業への求職者情報の提示、在留資格申請支援、アフターフォローを行なっています。
したがって、連絡が途絶えたり、情報が錯綜してしまったりすることはありません。また、ホームページには、顔写真付きの人材リストが掲載されており、透明性を意識していることがわかります。
現地の有名大学と多数連携することで、年間100人以上の留学生を日本に紹介するインドネシアでも有数の送り出し機関でもあります。高額な初期費用は必要ではなく、採用者が日本に渡航・入社してからの成功報酬のみが必要です。
インドネシア人の国民性
現在、日本では特定技能で働くインドネシア人が増加傾向にあります。そこで知っておきたいのが国民性です。インドネシア人にはどんな特徴があるのでしょうか?
どんな国?
国民性を知る前に、インドネシアという国について紹介します。インドネシアは、東南アジアの南部に位置する国家です。
人口は世界で4番目に多い約2.7億人を占めており、平均年齢も24~39歳の若者が多く住んでいます。日本とインドネシアは経済的に協力してきた過去があるため、長い間友好関係を築いているのが特徴です。
インドネシア人に親日家が多いのもそういった背景があるからでしょう。また、日本のポップカルチャー・留学・語学に関心を持つ若者も少なくありません。
インドネシア人の性格
親日家が多く、日本の文化を好む若者が多いインドネシア人ですが、国民性はどういったものでしょうか?言語・宗教・性格の3つにわけて紹介します。
まず言語は、インドネシア語です。日常会話程度であれば英語を話すこともありますが、普段の生活では母国語がほとんどです。
また、日本に関心を持つ人が多いため、日本語が話せるインドネシア人も少なくありません。次に宗教は、人口の約87%がイスラム教を信仰しています。しかし、なかにはプロテスタントやカトリックなどのキリスト教を信仰しているインドネシア人もいるようです。
イスラム教といえば、豚肉・お酒が摂取できないことや1日5回のお祈りが必要といった特徴が有名でしょう。最後に性格は、礼儀正しい・楽観的・家族を大切などが一般的に挙げられます。
日本人との相性もよいので、ほかの国の人々に比べるといっしょに働きやすいでしょう。一方で、時間にルーズなところがあるため、重要事項はサポートが必要です。
リマインダーを送ったり、事前に確認したりするなど工夫してみてください。とはいえ、基本的に日本人と合う国民性なので、働くうえでトラブルになる心配はほとんどありません。
仕事も真面目に取り組む傾向にありますから、特定技能外国人にインドネシア人が多いのも頷けるでしょう。
インドネシア人を採用するメリットは?
インドネシア人は平均年齢が若いので、若い人材が欲しい企業には喜ばれるでしょう。また親日家も多いため、コミュニケーションもスムーズにとりやすく、他国に比べて時間とコストがかかりません。
一方で、安心して採用するためには、デメリットを知っておくことも大切です。ここでは、インドネシア人を採用するメリット・デメリットについて紹介します。
メリット
インドネシア人を採用するメリットでもっとも多いのが、若者が多い・会社が活性化しやすい・海外進出がスムーズ・時間とコストの削減などです。平均年齢が48.9歳(2003年)の日本にとって、20代・30代が多いインドネシア人は人手不足を補ってくれます。
とくに体力勝負の職種は、ありがたい存在でしょう。また親日家も多いので、採用後のトラブルも軽減できます。
一生懸命日本語を勉強し、仕事に取り組んでくれるのもインドネシア人を採用するうえで大きなメリットです。日本で働きたいと思う外国人の多くは、高い意識とモチベーションを備えています。
そのため、協力することで会社の活性化や成長、イノベーションにもつながるでしょう。グローバル化を視野に入れているのであれば、なおさらインドネシア人の採用はメリットになります。
政府が管轄しているオンライン求人があるので、時間とコストを削減しながら安全に労働者を募集できます。求人費用はかかりますが、申請者の身元確認が行われるので安全です。これは、採用する側にとってはうれしい点でしょう。
国が特定技能の送り出しに積極的であることもメリットです。
デメリット
一方で、宗教を優先する・転職リスクがある・特定技能1号は最長5年までといったデメリットもあります。インドネシアではイスラム教を信仰している人が多いため、企業側は配慮を行わなければいけません。
たとえば、1日5回のお祈りや絶食期間(ラマダン)などです。もちろん個人差はありますが、宗教的習慣を尊重する必要があるでしょう。さらに、インドネシア人は怒られてきた経験がないため、怒ることで転職のリスクが高まります。
怒る=侮辱とみなされる場合もあるので、とくに人前で怒るのは絶対に避けなければいけません。もし従業員に問題があれば、1対1で話し合うようにしましょう。転職リスクに関しては、特定技能の外国人すべてにいえることです。
同じ業界であれば自由に転職できるので、よりよい条件の会社があれば転職される可能性は避けられません。なるべく働きやすい環境を作り、メンタルサポートを行うようにしましょう。
特定技能は1号と2号に分類され、1号は永住ビザの取得ができず、最長5年までしか働くことができません。働ける業種は多いものの、長期的に働いてほしい企業にはインドネシア人の採用は不向きです。
採用するうえの注意点
外国人を採用する場合、受け入れ時と受け入れ後にいくつかの注意点があります。まず受け入れ時は、海外労働保険の加入・海外労働者社会福祉募金への支払い・文化の違いを理解するなどです。
とくに海外労働保険の加入は重要な手続きなので、早めに加入しておきましょう。悪質な送り出し機関にも注意しなければいけません。
受け入れ後は、日本語能力の確認とサポート・受け入れ体制を整える・適切な評価・同一労働/同一賃金などに気をつける必要があります。
まとめ
GLORYOFBRIDGEは、インドネシア人だけではなく、ベトナムやフィリピンの人材も紹介しています。面接まで最短1週間、入社まで3か月とスピーディーな対応が売りで、採用者も面接を行なった上で決められます。ANCジャパンは企業と人材の面接回数が700回以上という実績を誇る登録支援機関です。
現地法人を運営することで、企業に採用されるまでに日本語や特定技能試験の授業を行い、即戦力となる人材を育てています。CONVIは透明性を強みにしている登録支援機関です。
紹介された人材が途中で仕事を投げ出してしまうなどのトラブルを事前に防ぐために、現地法人を運営し、人材の教育、重要事項の説明と求人情報の提示などすべてのプロセスを自社で管理しています。また、初期費用はかからず、費用は採用者が実際に日本で働き始めてからの成功報酬が原則となっています。